渡辺勇大と田口真彩のペアはなぜ?東野有紗との解散理由も!

アスリート

男子プロバドミントン選手の渡辺勇大選手は、最近テレビなどで見かける機会も多くなり、その明るいキャラクターでみんなを楽しませてくれています。

 

バドミントン混合ダブルスで、2021年東京オリンピックで銅メダル2024年パリオリンピックでも銅メダルを獲得し、世界的に結果を残してきた渡辺勇大選手。

このときは「ワタガシペア」として東野有紗選手とペアを組んでいました。

 

東野有紗選手となぜ「ワタガシペア」を解消し、田口真彩選手となぜペアを組んだのでしょうか。

 

その理由について迫りたいと思います。

 

渡辺勇大が田口真彩を選んだ理由

 

渡辺勇大選手はペアの相手を決める際、複数の候補選手をリストアップし、年齢や実力、将来性などさまざまな角度から検討したそう。

 

最終的に「わくわくし続けたい」という思いを重視し、世界ジュニア選手権女子ダブルス優勝などの結果を残している将来性の高い田口真彩選手に決めたとのこと。

 

 

田口真彩選手はスピードがあり、実力が高く評価されているため、渡辺勇大選手自身が「一緒に強くなりたい」と感じたことが決め手になったそうです。

 

ペア結成の経緯とこれからについて

 

渡辺勇大選手は長年ペアを組んでいた東野有紗との「ワタガシペア」をパリ五輪後に解消し、新たな挑戦として若い選手と組みたいという強い意志があったそうです。

 

「まだまだバドミントンをやりたい」という気持ちから、ペアを組みたいと考えていた田口真彩選手に自ら声をかけたそう。

自身の経験を生かし、若手とともに日本の混合ダブルス全体の底上げに貢献したいと話していました。

 

渡辺勇大選手は自身の経験を田口真彩選手に伝えつつ、田口真彩選手の成長をサポートし、二人でさらなる高みを目指す意欲を示している。

田口真彩選手にとっても、オリンピックでメダルを獲得したトップ選手と組むことで国際舞台での経験を積み、レベルアップできる大きなチャンスとなる。

 

渡辺勇大選手はこのペアで2028年ロサンゼルスオリンピックに向けて邁進していくことを自身のSNSで報告しています。

 

 

「育てるというよりも、一緒に強くなりたい」
― 渡辺勇大

 

渡辺勇大・田口真彩ペアの主な大会結果

 

 

渡辺勇大・田口真彩ペアの相性はどうなんでしょうか。

最近の主な大会結果を見てみましょう。

 

2024年9月 第67回全日本社会人バドミントン選手権大会

初めてペアで出場。混合ダブルス3位入賞(ベスト4)

2024年12月 第78回全日本総合バドミントン選手権大会

混合ダブルス ベスト8

2025年3月 スリランカインターナショナルシリーズ

混合ダブルス初優勝

 

渡辺勇大・田口真彩ペアは国内外の主要大会で着実に上位進出し、国際大会でもついにタイトルを獲得するなど、結成直後から好成績を残しています。

これは今後のさらなる活躍が期待できそうですね!

 

 

渡辺勇大と東野有紗がペアを解消

 

 

渡辺勇大選手と東野有紗選手は、福島県立富岡第一中学校時代の2012年からペアを組んでいました。

「ワタガシペア」としてその後13年もの間ペアを組み、日本の混合ダブルス界を牽引してきました。

 

東京五輪で銅メダルを獲得し「パリ五輪が集大成になる」という共通認識のもと、パリ五輪で2大会連続の銅メダルを獲得、2024年8月20日開幕のジャパン・オープンを最後にふたりはペアを解消しました。

 

渡辺勇大と東野有紗はなぜペアを解消したのか

 

東野有紗選手にはもう一つの夢であった「女子ダブルスで世界の頂点を目指したい」という強い思いがあり、今後は女子ダブルスに専念することを決断、これがペア解消の一番の大きな理由です。

 

一部で「不仲説」「渡辺勇大選手の結婚」が理由ではないかという声もありましたが、実際には不仲を裏付ける情報はなく、ふたりも「喧嘩は一度もない」と語っています。

渡辺勇大選手も混合ダブルスを続けるため、結婚が直接の理由ではないと考えられます。

 

 

東野有紗(現在は五十嵐有紗)の女子ダブルスの最近の試合結果

 

東野有紗選手は渡辺勇大選手とのペア解消後、櫻本絢子選手とペアを組むことを発表。

櫻本絢子選手は、安定した守備力と多彩な攻撃で日本女子ダブルスを代表する実力派選手で、現在までに女子ダブルス世界ランキング最高9位日本ランキング最高3位という素晴らしい成績をおさめています。

 

五十嵐有紗・櫻本絢子ペア 成績

インドオープン2025(BWFワールドツアー) 優勝(ペア初タイトル)

第78回全日本総合バドミントン選手権大会(2025年) 準優勝

全日本社会人バドミントン選手権大会(2024年) 準優勝

 

女子ダブルスに本格転向、櫻本絢子選手とのペアで国内外で好成績を収めています。

2025年5月時点で世界ランキングも上位に上がってきており、今後も日本女子ダブルスの中心選手としての活躍が期待されます。

 

まとめ

 

渡辺勇大選手が田口真彩選手とペアを組んだのは

「若い選手と組んでまだまだプレイしたい」

「まだまだ一緒に強くなりたい」

という自身の意欲と、田口の将来性・成長力を高く評価したことが大きな理由です。

 

渡辺勇大選手と東野有紗選手のワタガシペアの解消は、13年間の歩みに区切りをつけ、東野有紗選手が女子ダブルスで新たな夢に挑戦するための前向きな決断のようです。

 

どちらのペアも、今後日本のバドミントン界を牽引していってくれることが楽しみです!

 

 

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