手ぬぐいといえば永楽屋。
今から400年以上前になる1615年(江戸時代)に日本最古の綿布商として京都で創業した永楽屋は、主に手ぬぐいや風呂敷などの染織製品を製造・販売している老舗です。
そんな永楽屋の気になる人気商品やオンライン・店舗での購入方法について調べてみました。
永楽屋とは
410年以上前の1615年に京都で創業。
日本最古の綿布商である永楽屋は、あの織田信長公の御用商人として活躍し、『永楽屋』の屋号と細辻の姓を拝領しました。
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主に手ぬぐいや風呂敷などの染織製品を400年以上にわたり製造・販売している老舗で、現当主は細辻伊兵衛氏です。
永楽屋の手ぬぐい 人気商品はどれ?
永楽屋細辻伊兵衛商店の手ぬぐいは、伝統柄から現代的なデザイン、コラボレーション商品まで多彩なラインナップが揃い、特に以下のような商品が人気です。
舞妓シリーズ
「舞妓さんの四季」「舞妓と産寧坂」「舞妓さんたちのお詣り」など、京都らしさを感じる舞妓モチーフの手ぬぐいは定番の人気商品です。
新幹線シリーズ(京都駅店限定)
「N700系とドクターイエロー」「新幹線」「富士山と新幹線」など、鉄道ファンやお子様にも人気の限定柄も話題です。
動物・縁起物モチーフ
「福福招き猫」「だるま七福神」「柳に燕」「錦鯉」など、縁起の良いモチーフや動物柄は贈り物にも選ばれています。
季節や行事の柄
「冬の町家」「菜の花」「五月幟」「紅梅白梅」など、季節ごとの限定柄や、京都の年中行事を描いた手ぬぐいも高い人気があります。
復刻柄・コラボレーション商品
昭和初期の復刻デザイン「ねこダンス」や、アーティストなどとのコラボ手ぬぐいも注目されています。
日々手ぬぐいシリーズ
毎月その「日」しか買えない限定柄「日々手ぬぐい」もコレクターに人気です。
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京都らしいモチーフや季節感のあるもの、レトロモダンなデザイン、アート性の高い柄が豊富で、インテリアや贈り物にも最適とされています。
京都駅店や本店限定の柄もあり、観光客のお土産や記念品としても高い支持を集めています。
永楽屋とコラボレーションしたのは誰?
落合陽一(メディアアーティスト)
2024年に「手・ヌル・GUI」などの限定コラボレーション手ぬぐいを発表しています。
野性爆弾 くっきー!(芸人・アーティスト)
2024年に「地球社長海外し」というアート作品をもとにした手ぬぐいを共同制作・発売しています。
高倉健(俳優)
2023年に没後10年を記念し、型友禅の技法を生かしたコラボレーション手ぬぐいが発売されました。
市川團十郎白猿(歌舞伎俳優)
襲名に合わせて團十郎柄のコラボ手ぬぐいが制作されています。
これらのコラボレーションは、アート・芸能・伝統文化の各分野で話題を呼んでいます。
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十四世 細辻伊兵衛とは
現在では十四代目にあたり十四世 細辻伊兵衛さんが当主を務めています。
十四世 細辻伊兵衛さんはInstagramもされていますが、眼鏡に手をあてるポーズがトレードマークです。
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【テヌグラファー 細辻伊兵衛】としてホームページに写真が掲載されていました。
独特の雰囲気があり、素敵な方ですね!
blogもありますので、十四世 細辻伊兵衛さんについてもっと詳しいことが知りたい方はぜひご覧ください。
現在の雰囲気からは想像もつかないですが、なんと高校時代に卓球でインターハイに出場されているそう。
この十四世 細辻伊兵衛さんは永楽屋初となる店舗展開をスタートさせた方です。
400年以上の歴史を持つ場所で新しいことを始めるというのは、私たちには想像もつかないご苦労もあったと思います。
また、店舗展開を成功させているだけでなく、自身の個展も精力的に開催し、国内だけでなく海外からも高い評価を得ています。
2022年には「細辻伊兵衛美術館」を開館し、永楽屋が所蔵する江戸・明治・大正・昭和・平成・令和6時代の手ぬぐいを展示しています。
一度は訪れてみたいものですね。
永楽屋の商品を購入したい
現在は、大阪・関西万博にも期間限定で出店されています。
万博に行かれるご予定の方は是非永楽屋にも行かれてみてください。
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また、祇園店などいくつもの店舗があり、そちらは下記よりご確認いただけます。
店舗案内|永楽屋 EIRAKUYA
楽天などでも購入できますので、ぜひご覧ください。
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素晴らしい商品は見ているだけでもとても楽しいですが、一度は本物を見てみたいものですね。