箱根駅伝では往路5区山上りで4年連続で区間賞を獲り、3回区間記録を更新。
「山の神」と呼ばれた柏原竜二さん。
2010年頃に世間を賑わせていた柏原竜二さんは、現在どうしているのでしょうか。
柏原竜二さんの現在について気になることを調べてみましたので、ぜひご覧ください。
柏原竜二の現在:仕事は何してる?
柏原竜二さんは現在、「富士通」の社員としてスポーツ系の企画や社会貢献活動を行いながら、陸上競技の解説者、ラジオパーソナリティ、そして東洋大学大学院の社会心理学分野で学ぶ大学院生という複数の肩書きで活動しています。
仕事の信条は「反省して次につなげること」と言う柏原竜二さんの現在の仕事について詳しく見てみましょう。
富士通
柏原竜二さんは、東洋大学卒業後の2012年4月に富士通株式会社に入社し、陸上競技部に所属。ニューイヤー駅伝などの大会に出場し、実業団ランナーとして活躍しました。
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その後、2017年3月に現役引退。
富士通株式会社の「企業スポーツ推進室」に異動し、陸上競技部など富士通の強化運動部のサポートや、運営面での支援に携わっています。
アメリカンフットボール部「富士通フロンティアーズ」のマネージャーも務めたことがあり、スポーツチームの運営や裏方業務の経験を積みました。
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社会人アスリート支援や社内外のスポーツイベント・講演活動に参加。
富士通代表として講師・ナビゲーター等の公的活動も積極的に行っています。
解説者・ラジオパーソナリティ
柏原竜二さんは現在、スポーツ解説者・コメンテーター、ランナー向け講演やメディア活動も行っています。
文化放送の番組「箱根駅伝への道」で2018年度からパーソナリティおよび駅伝解説を務めており、駅伝シーズン(10月〜1月)は選手・監督インタビューや大会展望を伝える役割を持っています。
2023年度からは同局「文化放送スポーツスペシャル 柏原竜二の学ラン!」で番組ホストも担当。箱根駅伝や全日本大学駅伝など主要駅伝大会の実況中継解説・ゲスト出演が多数あります。
東洋大学OBとして、大学駅伝の知識と経験を活かし、選手の成績・育成や戦術面にもわたる専門的解説が評価されています。
監督・選手への直接取材を通じて「現場発」のリアルな声を伝えることを重視しており、現役時代の視点と客観的目線を両立させたコメント力が特徴です。
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駅伝以外の長距離種目やマラソンでもナビゲーター・解説役を務め、企業イベントやスポーツフォーラム、パブリックビューイベントなどでも解説・講師として登壇しています。
富士通陸上部在籍時から普及活動や会社のイベントでも積極的に知見を伝えてきました。
社会心理学専攻の強みを活かし、競技の心理面や選手育成についても踏み込んだ分析、現場の裏話やチームの人間ドラマも伝え、その解説力に大きな支持を集めています。
TV・ネット番組やラジオ、大学や企業の講演会にも出演し、陸上を幅広く伝える活動も継続中です。
このように、柏原竜二さんは専門的かつ多様な現場で、分かりやすさとリアルさを重視したスポーツ解説・コメンテーター活動を展開しています。
大学院生
現在も富士通に在籍しながら、東洋大学大学院に在籍、社会心理学を専攻し、仕事と両立しキャリアや知見を広げています。
2024年春から東洋大学大学院で社会心理学の研究に取り組んでおり、今後はチーム組織の強さやスポーツ組織論の研究にも力を入れているそうです。
選手や監督にインタビューをすることが多く、聞いた内容をよりアカデミックに、根拠を持って伝えたいと思ったのが、大学院に進学したきっかけとのこと。
駅伝チームにおけるキャプテンの存在と成績の因果関係について研究をしているそうです。
仕事柄よく聞かれる「なぜこのチームは強いんですか?」という問いを解明したいと考え、「強いチームとはどういう組織なのか」を感覚的なものではなく、科学的・心理学的な根拠をもって伝えられるようになりたいと話す柏原竜二さん。漠然としたものではなく、学術的な専門用語を通して伝える力を身につけられたら、自分の活動の幅はもっと広がるのではないかと語っています。
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柏原竜二の年収
柏原竜二さんの正確な年収は公開されていませんが、富士通の社員10年目の平均年収が800万円〜900万円ほどとされており、さらに講演料・メディア解説料、広告出演料等の副収入も加わるため、推定で1000万円以上になると考えられています。
ただし、これは一般的な会社員とスポーツ解説者の年収モデルに基づいた推算で、実際の金額は活動内容や出演頻度によって前後します。
副収入:駅伝・マラソン等の競技解説、ラジオ・講演出演料、広告出演料
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柏原竜二さんは会社員・メディア活動・研究者として多面的なキャリアを築いており、年収も国内トップクラスの元アスリート解説者層と同水準と推定されます。
柏原竜二の現在:結婚して妻はアナウンサー!
柏原竜二さんは、2019年4月16日にBS11のアナウンサーである八木菜緒(やぎ なお)さんと結婚しました。
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柏原竜二さんと八木菜緒さんの出会いはラジオ番組の共演がきっかけで、2018年10月頃から交際をスタート。
結婚発表は2019年4月16日、八木菜緒さんの誕生日に合わせて入籍し、SNSでそれぞれ報告しています。
プロポーズは柏原さんが自宅のソファで正座し、「考えていることを3〜4分ほど伝え、最後に『結婚してください』とプロポーズした」と八木アナが明かしています。
結婚式は新型コロナ禍の影響で延期となりましたが、2年半越しに無事挙式を行い、両家の家族や友人に感謝の気持ちをSNSで伝えています。
互いを「りゅうくん」「なおちゃん」と呼び合う仲の良い夫婦として話題になりました。
2020年12月には第1子女児が誕生し、2022年11月26日に第2子女児も誕生しています。
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結婚後は2児の父として家事・育児に積極的に取り組む姿も取材で紹介されています。
両夫婦ともに仕事と家庭を両立させながら支え合う姿が多くの人に共感されています。
引用:「山の神」柏原竜二さん 夫婦のチームワークで乗り切る!家事・育児の“たすきリレー” – TEAM 家事・育児 〜みんなで考え変えていく!〜
山の神・柏原竜二は実は双子!
柏原竜二さんには双子の兄がいて、兄も同じく陸上競技の経験者です。
柏原竜二さんはインタビューなどで「兄と比較されるのが嫌だった」と語り、兄は明るく人当たりも良く人気者で、かたや自分は少しネガティブなタイプなので、幼少期から比べられる人生を歩んできたと話しています。
二人は福島県いわき市出身で、小学校時代はそろってソフトボールをしていましたが、中学校に進学すると二人とも陸上部に入部しました。
兄も全国中学校選手権など各種大会に出場した経験があり、竜二さんの良きライバルかつ理解者であったとされています。
兄弟そろって「持久走」に強いタイプで、陸上競技のトレーニングでも切磋琢磨し合いながら成長したエピソードが紹介されており、兄も高校卒業後、実業団で陸上選手として活動していたそうです。
身近な最大のライバルであり、お互いに支え合う存在だったとされ、双子アスリート特有の「鏡トレーニング」やライバル効果についても注目されています。
このように、柏原竜二さんの双子の兄も陸上競技に取り組んでいた実業団選手で、兄弟の競い合いや関係性が柏原竜二さんの競技人生にも大きく影響していると思われます。
まとめ
この記事で柏原竜二さんについてわかることをまとめました。
解説者・ラジオパーソナリティとしても活躍しながら、東洋大学大学院で社会心理学を専攻している。
●柏原竜二さんは大学院で「なぜこのチームは強いんですか?」という問いを解明したいと考え、研究している。
●柏原竜二さんの年収は推定で1000万円以上。
●柏原竜二さんは結婚して妻はアナウンサー、現在は二児の父。
●柏原竜二さんは実は双子の弟。
柏原竜二さんは現役引退も、活躍の場を広げ、さらに学びを広げているようです。
今回、柏原竜二さんについて調べて、私も柏原竜二さんの解説を聞いてみたいと思いました。
これからもますます活躍してくれそうです。