斉藤里恵さんは、聴覚障害をハンディとせず前向きに活躍する「逆境を力に変える」姿を示し続けてきた作家・ホステス出身の政治家です。
多様な生き方やチャレンジのロールモデルとなっている彼女の性格や過去・昔について調査しましたので、ぜひご覧ください。
筆談ホステス・斉藤里恵は性格悪い?
斉藤里恵さんについて、ネット上では「性格が悪い」といった噂も散見されますが、これは彼女が自伝やエッセイに書いていた、自身や周囲とのトラブルやストレートな表現が話題になったことに起因していると思われます。
一部サイトでは「勝気な性格」「トラブルが多い」などの記述があり、周囲と摩擦を生じやすい一面が取り上げられています。
ただ、「聴覚障害であることによる生来の苦労や確執、本人の持つ負けん気が関係している」とも指摘されており、決して単純に“性格が悪い”と断じるものではありません。友人からは「持って生まれた勝気さ」と表現されており、聴覚障がいを持っていることとは無関係だという証言も見られます。
また、自伝やドラマでは表現が誇張された部分もあり、本人像が誤解されるきっかけになったとの指摘もあります。
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斉藤里恵の性格の特徴5つ!
性格の特徴① 前向き・プラス思考
幼少期に聴力を失うという逆境を乗り越え、銀座のホステス、政治家としても挑戦を続ける姿勢に「前向き」「プラス思考」という評価が多く見られます。
周囲の人が挙げる斉藤里恵さんの長所は「どんな状況でも前向きにチャレンジを試みる勇気」だそうです。
性格の特徴② 努力家
ホステスとして聴覚障害のハンディキャップを乗り越えるため、細やかな言葉選びや心を込めたやり取りで、お客様の気持ちに寄り添う努力を重ねてきました。その後も作家や議員として次々と活躍の場を広げていますが、並大抵の努力では実現できないと思います。
性格の特徴③ 共感性・感受性が高い
他者の気持ちに寄り添い、状況を把握する共感性の高さ、他者の気持ちに敏感で感受性の高い。
対話や文章にも「心」を大切にしていることが伺えます。
また、聞こえない代わりに観察力が鍛えられ、人とのコミュニケーションに工夫を凝らすことができるようになったとも話しています。
性格の特徴④ ストレートで物怖じしない
発言や表現がストレートなことで周囲と摩擦を生む一面もありますが、本人の「素直さ」「言いたいことをしっかり伝える力」としても評価されています。
性格の特徴⑤ 思いやり
相手の立場や気持ちを丁寧にくみ取り、それを相手のために行動に移せる思いやりや心配りがあります。
斉藤里恵さんの性格については「勝気」「努力家」「前向き」という評価が多く、一方でストレートな物言いやトラブルを招く一面から、ネット上で“性格が悪い”と揶揄されることもあります。
しかし本質的には、苦労を乗り越え、積極的に社会にかかわろうとする芯の強い方だと思います。
参院選2025の比例代表【自民党】出馬
斉藤里恵さんは、かつて立憲民主党から参院選や都議選に出馬し、都議として当選・活動していました。
2025年夏の参院選で、自民党が比例代表候補として斉藤里恵さんを擁立するに至った経緯は、彼女の「障害者政策推進への経験と姿勢」「聴覚障害者団体からの支援」などを評価し、障害者施策や多様性社会の発信力強化、当事者視点の政策提言に期待し、出馬を打診したそうです。
政党としても「逆境から這い上がった経験」「実践者としての説得力」を重視しています。
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以前は立憲民主党から出馬していましたが、記者会見で「立憲民主党とは政策面でズレを感じたため、離党を決意した」とご本人が説明しています。
離党後、都議時代の経験や障害当事者としての視点を活かす場として自民党を選択。自民党の政策方針やバックアップ体制を評価し、出馬を決めたそうです。
ホステスとして聴覚障害というハンディを“強み”に変え、顧客一人ひとりに寄り添う接客を徹底してきたことで得たコミュニケーション力や観察力は、政治家としての活動にも生きています。
障害者の当事者目線で政策立案や啓発活動を行い、バリアフリー推進、ジェンダー平等、子育て支援など幅広いテーマを扱っています。
筆談ホステス・斉藤里恵の昔について
斉藤里恵さんの昔は、深い挫折と苦悩、そして孤独を乗り越える原体験に満ちていました。
しかし、その全てが後の「筆談ホステス」としての飛躍や政治家としての活動に活かされています。
斉藤里恵さんは1歳10カ月のときに髄膜炎の後遺症で完全に聴力を失いました。
しかし、障害者だけのコミュニティだけでなく、健常者とともに育つことを重視した両親の意向で、普通学級やろう学校幼稚部にも通っていました。
ピアノやスイミングなど多数の習い事にも挑戦し、子ども時代は多忙だったそうです。
健常者との会話に馴染むため、母とともに鏡の前で口の動かし方を訓練。
手話ではなく“口話”中心の教育を受けました。
学生時代には同級生から「宇宙人」「神様に耳をとられた」とからかわれたり、いじめや孤立を経験しています。
思春期には母親との衝突や反抗が続き、「青森一の不良娘」と呼ばれた時期もあったそうです。
酒・タバコ・盗みなど問題行動や高校中退などの荒れた青春を送りました。
高校中退後は就職を志すも、障害を理由に多くの面接で断られる経験を繰り返し、その経験が「逆境を乗り越える力」や「自分の個性を活かす意識」へとつながっていったそうです。
筆談ホステス・斉藤里恵のプロフィール
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名前:斉藤 里恵(さいとう りえ)
生年月日:1984年2月3日(41歳・2025年現在)
出身地:青森県青森市油川
家族構成:シングルマザーとして女児を育てている
学歴
青森市立油川中学校卒業
東奥学園高等学校中退
経歴
19歳で水商売の世界に入り、23歳で上京し銀座でホステスとして働くき、筆談での独自接客法を確立。「筆談ホステス」として全国的に有名になる。
2009年:半生を綴った自伝『筆談ホステス』を出版、ベストセラーに
2010年:『筆談ホステス』がドラマ化され、多くの共感を集める
2015年:東京都北区議会議員選挙にトップ当選、政治家として活動開始
2019年:参院選・比例代表に出馬するも落選
2021年:東京都議会議員選挙で初当選、障害者支援やジェンダー政策を中心に取り組む
2025年:自民党から参議院選挙・比例代表候補となる
『筆談ホステス』(2009年、光文社)他著作多数、テレビ・メディア出演もしており、青森市の観光大使を務めたこともあります。
シングルマザーとして、働きながら子育ても両立しています。
まとめ
この記事で斉藤里恵さんについてわかることをまとめました。
☑ 「性格が悪い」といった噂も散見されますが、これは彼女が自伝やエッセイに書いていた、自身や周囲とのトラブルやストレートな表現が話題になったことに起因していると思われる。
☑ 自伝やドラマでは表現が誇張された部分もあり、本人像が「性格が悪い」と誤解されるきっかけになった可能性がある。
☑ 前向きで努力家、共感性・感受性が高く、思いやりがあって物怖じしない性格。
☑ 2025年夏の参院選で、自民党の比例代表候補として出馬。
☑ 立憲民主党とは政策面でズレを感じたため、離党。
☑ 「青森一の不良娘」と呼ばれた時期もあり、荒れた青春を送った。
聴覚障害をハンディとせず前向きに活躍する「逆境を力に変える」姿を示し続けてきた斉藤里恵さんですが、これからもますますの飛躍が期待できそうです。